ホームカラーの注意点。
立場上、ホームカラーを勧めることはできません。
継続的な使用で、髪の老化(白髪化の早期促進、毛量の減少など)を圧倒的に早めてしまいます。
とはいえ、様々な事情でホームカラーをする人が多いのも現実。
そこで注意点を。
最大の注意点は放置時間を必ず守る。
なんとなくのイメージで置けば置くほど染まりが良くなると思いがち。
ところがこれが大間違い。
放置時間が長くなると、髪を傷めてしまうどころか色持ちも悪くなります。
カラーの反応は、アルカリで髪の隙間をこじ開け、そこから入った色素が中でくっつき合う。
その色素が隙間よりも大きくなり、そこに留まることで発色するというもの。
色素がくっついて発色するのはある程度の時間(30分ぐらい)で終わってしまう。
ところが髪の隙間をこじ開けるアルカリ(ダメージの元)は長い時間作用する。
よってカラー剤を必要以上放置しても、アルカリで髪を傷め続け、隙間が大きくなるので色も抜けやすくなるだけ。
必ず放置時間は守るようにしましょう。